青年部地域間交流研修会の報告

 商工会の青年部では県内各青年部を6ブロックに分けて地域(ブロック)間交流研修会(今回は西南ブロックと中部ブロック)を毎年実施しています。今年度は西南ブロック(吉井町・甘楽町・富岡市妙義・下仁田・南牧 村・藤岡市鬼石・神流町の商工会青年部)が幹事ブロックとして企画設営して頂いた交流研修会に参加いたしました。
 この交流研修会は視察研修とセミナーをメインに開催され、視察研修では「史跡・重要文化財の富岡製糸場(世界遺産暫定リスト国内決定)」を視察し、製糸場解説員より場内各施設等について説明を受けました。富岡製糸場は明治政府が殖産興業を推進するために建てた大規模な製糸場で器械製糸の中核でした。明治5年に操業が開始され、その後は経営が移り変わり昭和62年に操業を停止し、最後の経営者の片倉工業から富岡市に譲渡され現在に至っています。すでにご存じのことと思いますが、富岡製糸場は国内世界遺産暫定リストに選出され、世界遺産登録に向けての運動が進められています。
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(富岡製糸場)
 視察後、会場を吉井町商工会へ移して地域振興セミナーが開催され、講師に群馬県立女子大学学長の富岡賢治氏を迎え「元気な観光地づくりの第一歩」と題してお話を頂きました。視察・セミナー終了は青年部員間の交流を図る懇談会が開かれ、日頃あまり接する事がない利根西地区の青年部員との情報交換を図る事が出来、大変有意義な研修会となりました。
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(地域振興セミナー)