「月田のささら」のご紹介

とんとご無沙汰している小心男です。
前から一度見てみたいと思っていた「月田のささら」を見てきました。
「月田のささら」は旧粕川村(行政合併により前橋市粕川町)月田近戸神社の秋季祭に600年以上前から奉納されている獅子舞です。600年以上前というと、ん~1400年頃ということになり、年表を見ると室町時代まで遡ることになります。これは相当古くから続いている獅子舞です。今年は26日・27日と2日間行われ、26日は宵祭りといわれ、神社から関係者宅などを回り、27日秋季祭当日は神社や元気ランド近くの外宮などで何回も舞が披露され。夕方からは神社で雌を二頭の雄で争う踊りがあり、夜まで続きます。
 「月田のささら」について、境内案内板によると
【県指定無形民俗文化財・月田近戸神社の獅子舞】
「月田のささら」と呼ばれ、近戸神社の例祭に奉納されます。前橋市指定無形文化財に指定されており、その歴史は境内に立つ獅子舞奉納600年記念の「獅子連顕彰碑」が物語っています。獅子舞は獅子掛り少年三人、笛掛り青年六人、歌掛り壮年四人の獅子連により、華麗な万燈を中心に約一時間踊ります。舞は近戸神社の社前や外宮の境内などで奉納されます。数種類の舞や舞曲(笛)は口伝であり、今日まで一度も絶えることなく奉納されています。以前は8月31日と9月1日に行われていましたが、近年は8月の最終土曜日と日曜日に開催されることとなりました。この他この神社には、全国的にも珍しい「お川降り」神事が伝承されており、これは粕川畔の別宮まで神輿の渡御が奉じられ、神官により「濁酒流し、酒粕流し」の神事が行われるものです。
さらに詳しく知りたい方は
前橋市観光コンベンション協会粕川支部(前橋市粕川支所産業課内)
TEL 027-285-6751
 今回、写真を撮ってきたのは、27日の神社境内での獅子舞で、長時間に渡る舞の一部です。舞の終了後、獅子舞を踊った少年たちは汗びっしょりで、水分を補給していました。これからも獅子舞の伝統を継承し、頑張ってください。
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 (秋季祭の幟)        (神社入口の石段)
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  (獅子舞)       (獅子掛り・笛掛り・歌掛り)
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 (華麗な万燈と獅子舞)      (獅子舞)
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   (獅子舞)       (華麗な万燈と獅子舞)
*追記
 月田近戸神社の粕川畔の別宮と由来も撮影しました。
 
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